イタリアに住むことになりまして

すっかり大人な40過ぎからのイタリア暮らし!移住に伴う愉快なこと、生活しながら感じること、あとたまにはお堅い話もしてみたい。

間違った席に座った人の話を見て考えていたこと

ちょっと前に見たツイートで印象に残っていたもので、

日本にて、新幹線か何かの指定席を取っていたのに他の方(その内容には外国人カップルと書かれていた)が座っていて、しかし英語での言い方が分からず渋々違う席に座って過ごした

大体このような内容だったと思います。

 

イタリアでよく電車に乗りますが、やはり指定席を取っていたときに2回ほど誰か別の人が座っていたことがありました。あれ?と思うし、一度こちらも自分の席の番号(ほぼWEB購入するので印刷した紙)を確認してからそれが間違いない時は、そこは私(達)の席かもしれないんだけど、というようなことを伝えて印刷した紙を見せたり、見せようとしたりします。

その時はイタリアならイタリア語で言うようにするし、飛行機内でも遭遇したことがありましたが、その場合は咄嗟に出てきた英語かイタリア語で、そんな難しくないやつ、エクスキューズミー?とか言います。

で、大体の場合ご本人に適当な席に座っている自覚があって、「あ、ここあなたの席なの?どうぞ」などと言われ、退いてくれるわけです。そっちが間違ってた割に上からじゃね?とは思うけど。もしくは黙って立ち去られるとか。

 

そういう状況に出会したことがあったり、人から聞いていたりすると、その新幹線での一件も、その人たちきっと適当に座ったんだろうな〜、なんて勝手に想像できたかもしれません。

しかし、日本であまりそういうことに出くわすことがない、他国の文化で生きている人との接触が極少ない、というような環境の人って多いと思うし、「どうやら日本語が通じそうにない人が自分の指定席に座っている」という状況に、相手が何を考えてそんな行動を取ったのかも分からず、未知のものは怖いものなので咄嗟に何も言えないまま我慢する、ということは全く不思議ではないというふうに思いました。

 

今は私は英語もイタリア語も話せ…いや、話せてなくてもなんかそいういう言葉を話す人たちや、環境に囲まれたりしていて、過去に留学経験もあったりで、日本では遭遇しないような状況を見たり聞いたりしてきたため、こうすればいいじゃん、なんて言ってしまいそうなところですが…。遡ってそういう環境に身を置く前の自分を思い出すと、さてどうだったかしら、頭の中で色々考える割に対処できなくて黙っていたかもしれない、そんなふうに想像できます。

 

 

たとえばちょっとした習慣というか文化というか、例を出すとですね。

日本人同士だと会話の中で頻繁にうなづいたり、うんうん、へーと言ったりするけど、たとえば今いるイタリアだと話し手をじーっと見て、たとえば相槌のようなものなら明確に言葉で「アッローラ?」「エ、ポイ?」(でどうなったの?というような意味の、次の展開を促すような言い方)みたいなことを言う。または「エザット」(全くそうだよね、みたいな意味)などの意見としての相槌が多いのではないでしょうか。

でもたとえば日本語で話している同士で相手がじーっとこちらを見つめたまま動かないでいると、怖いなぁ、怒ってる?、つまらないのかな、聞いてる?と色々な憶測が生まれます。

私はな。

 

そいういう習慣の違いを知らなければ知らないほど、誤解を与えるコミュニケーションになっていくよなぁ、と思ったり。

 

いや、席をね、適当に座っちゃうのは誤解でもなんでもなくてお行儀悪いな!とは思いますけどね。でもたとえばイタリアだと、そういう人がそんなに極悪なレベルじゃなくたまにいる、、、。

 

日本以外から観光で来る方もせっかくだから楽しんでほしいし、日本から他の国に行く時もそうですけど、楽しむためにも、現地の方の習慣を尊重する気持ちでいたいよな、少しはそのへん学んでから行かないとな。

 

ここで良い方を見るとすると、パンデミックが一旦落ち着いてみんなが自由に遠くの国に行ったり来たりできるように良かったね、ということで、みなさまご安全に〜。

 

 

イタリアで利用したローカル美容院2軒の感想 その2

日本語を話せる人がいない美容院で髪を切る、それは私にはハードルの高いもの。

もし説明できてもイメージ通りにオーダーするのは難しいし、自分の髪質や頭の形を把握した上でのオーダーなんてただでさえレベルが高いです。特にカットね…!

前の記事、その1で書いた美容院では、カラーとセットのみ、その後も帰国時にカットしに行ったり、自分で切っちゃったり…イタリアで日系の美容院以外でのカットは未経験でした。日系の美容院は遠いところのしか知らず。

しかし、たまにはプロのお世話になってみたい!ということで次はカットとカラーに行ってみましたよ。

 

探す〜予約

いつものようにグーゴーマップから検索。

自宅から交通の便が良く、外国人や観光客も利用している可能性があるような立地、インスタやwebサイトで得意なスタイルがわかるところをイメージしてリサーチ。

あるところが気になって予約してみることに。

なぜそこにしたか

中心地にあり、マップ上の写真で見ると店構えが洗練されている様子、サイトやインスタではウェーブのかかったロングヘアにバレイヤージュ、みたいなものばかりを見ることが多いですが、その美容院はそればっかりではなく、動画で見るカットも丁寧そうだなと思ったからでした。素人目ですけどね。

メニューを見るとそこそこのお値段がしましたが、数カ国で経験のあるスタッフの方もいて経験豊富かと思ったのと、カラーにもこだわりがありそうだったので、対応力が広そう!年に1回くらいのことだから惜しまず行こう!と期待しました。

予約の流れ

それまで1ヶ月くらい美容院行きたい熱が高まっての予約だったので、自分の都合の良い曜日を並べて、最短でいつが空いているかをサイトの問い合わせフォームから聞いてみました。

1日以内に返信をいただき、希望メニューの相談も含めて2〜3回のやりとりでスムーズに日程のすり合わせができました。私が予約したい日は女性のカットできる方がディレクターさんしかいないとのことでディレクター価格(ちょっと上乗せ)になりましたが、それもせっかくだからやってもらおう、と思い予約完了!

前日にSMSで、明日待ってますね、というテンプレのメッセージもいただきました。

イタリアでいろんなサービスを使うときに、飲食店だと割とスムーズですが、ヨガ教室とかへの連絡がスムーズに行ったことが個人的に少なく…どういうことかというと、メールやSMSなどが明記されている場合にメッセージを送っても返信がない、または不明瞭な返信で会話が続かない、みたいなことがありました。

なのでこのようにサクサクと1、2日で進んだことだけでも好感度…この国で、そういった面への期待値がかなり低くなったもんです。

 

当日、店内の様子と提案

中心地のお店なので特に迷うこともなく、到着。ワクワク。

好きな雰囲気だった

出迎えてくださったスタッフの方はみなさん黒い服、入り口から死角なく見渡せる、カラー剤かなんかの箱が壁際に綺麗に並べられているくらいで、超シンプル店内でした。

レセプションの方も感じ良く、皆さんあまりかしこまった感じもなく、緊張もしなそう〜。そうそう、こういう中で切って欲しかったんだよね。

英語で対応してくれた

最初にカラーリストの方がカラーのオーダーを聞きに来てくれました。イタリア語で話しかけられ、咄嗟に答えられなかった私の様子を見て、英語がいい?とのことでその方も流暢とまでは行かないけど、英語に切り替えてくれました。

私もわかる範囲でイタリア語を使ってみたものの、ついつい英語に戻ってしまうの繰り返し。携帯に保存していたイメージ写真を見せて、とにかく見てもらい、それを元にオーダー。

まあ写真見てるわけだし?カットじゃないし、とにかくこれに近くはなるでしょう。

カットの人はディレクターさん、それだけでも期待大!いくつか持っていたイメージ写真を見せると、

「これ(私が持っていったイメージ写真)は全部全然違う髪型なのわかりますか、スクエアとラウンドと…何たらかんたらで…あなたの顔の形だとこのスタイルがいいと思う」

と、ちゃんと実現可能なスタイルを提案してくれました。持って行った写真は似てるのを集めたつもりだったけど、全然違うって笑

 

カラー〜シャンプー

ここで問題のシャンプーのお時間です。

暇だったカラー

カラーはカラーリストさんが黙々と、丁寧に施術をしてくださり、眠くなりました。待ってる時間は携帯を見るくらい。

シャンプー台に連れてかれる

お待ちかねのシャンプー、ここの美容院はなんと、なんと、

首のところにクッション付きのシャンプー台でした!!!喜び!!!

カラーもしたのでトナーというのをかけられてやはりしばらく放置されましたが、ずえんずえん首が痛くならないし、なんだったら寝れた。顔にガーゼのようなものをかけたりもしないけど、カットやカラーをする場所と壁で仕切られていたので色々気になることもなく快適でした。

ちなみにシャンプーは普通にちゃんと心地よかったです。なんだか全体的にサービスが良いよ!!とこの時に改めて感じたのでした。

熱くないですか?とお湯の温度を確かめる際のお声がけがイタリア語だったけど、わかった、私、わかったよ、良かったよそれくらい理解できるようになってて。

シンプルな店内、暇すぎて写真を撮るなど



ドキドキのカット

さてここでイタリアで初めてのプロによるカットの時間です。

眼鏡をしていた

ちなみになんですけど、無理矢理にでもコンタクトレンズで行けば良かったものをこの日眼鏡で来店していた私。カットの時に特に困りました。なにも見えない。ぼんやりシルエットが見える程度。

でも先にこの髪型でって相談してるし?ディレクターさんだし大丈夫っしょ。

カットの最中は頭の骨の位置を細かく確認されているのがわかりました。おおー、なんかプロっぽい〜、心の中で当たり前な感想を呟きつつ、でも鏡を見てもぼんやり。

カラーも見えない

お願いしたカラーはインナカラーのようなものだったのですが、なんだか私から見ると髪が真っ黒にしか見えません。濡れている時って、暗く見えるからかな?眼鏡もしてないし全く詳細がわからない。乾かした時に見えるんじゃ!?

前髪

イメージ写真の前髪はそこそこ短いものだったので、ザクっと行かれましたが、この辺でいいですか?と聞いてくださいました。見えんっつーの、と思いつつ、はい、って答えちゃう私。

ここは後から考えても特に問題ではありませんでした。

雲行きが怪しい

ブローではロールブラシをぐわんぐわん使っておられました。そんなに丸くしなくても私の髪は根本がすでに立っているので、程々にしてほしいなぁ、と思いつつ、プロだし!大丈夫!鏡が全然見えてないけど!

私のぼんやり見ている鏡にはまだふんわりとした私の頭が写っていて、イメージの写真の人に近づくにはもう少しボリュームが不要な気がしたのですが、完全に乾いてから仕上げかなと思ったら、

「どこか気になるところありますか?」

とのご質問。

 

(もしや、これで終わる気か…?)

 

眼鏡をさせてもらって、なんとか、写真と比べるとまだまだ重かった前髪を少し軽くしてくれるようお願い。

言ってよかった、と思うような仕上がりになりました、前髪は。

そして施術が終わった

なにかしらのスタイリング剤をつけられて、出来ました〜ってことで合わせ鏡をしてもらうなど。

 

心の声…

これはなんだ、おにぎりシルエット?カラーは?全体的に黒にしか見えない??あ、この部分に入っている…な…なんとかわかる…

 

既に始まってから3時間近く経っており、腹も減り、仕上がりと期待の差のギャップを受け止めきれず、ありがとう!ありがとう!つってお代を払ってささっとお店を出てしまいました。

 

この日を振り返る

サービスは良かった、きっと技術もあった!

けど日本人の頭を触り慣れてなかった可能性が大きい、日本人というか私のようなハチが張っていて、ハリのある髪、根本が頭皮に垂直に生えている毛、そういうものへの慣れがなかったのでは??

カットされている途中、おそらく男性のカットの担当さんらしき人が来て、私の髪を切っている人の斜め後ろから話かけていたんですよね〜。イタリア語にまだまだ自信はないけど、短い会話なら聞き取れるようになっている私。彼らは私がわからないと思って話していたかもしれないけど、

「どう?調子」

「頭が違う…難しい…」

直訳するとこのような会話をしておられました、そいういえば。

 

誰も悪くないのですが、イタリア語もっと頑張ろう、と思ったり、次は日系のところで(もしくは日本人に慣れている人に)切ってもらおう、と思ったりしたのでした。

 

終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イタリアで利用したローカル美容院2軒の感想 その1

日本でも、日本語での会話で美容師さんに、こうしたい!というの伝えてその通りになったりならなかったり、しませんか…?

こちとら素人なので、自分で思っている“目指しているヘアスタイル”と、元々の自分の髪質、癖、顔の形、など噛み合っていないことの方がほとんどです。私はね。

イメージを伝えるために、こんな風にしてほしいとネットで見つけた写真を見せることが多いのですが、それは所詮モデルさんのお写真。プロの方でなくてもモデルとして起用された方です。お顔の形、髪質など選ばれし者…。

さらに移住先などで現地の言語が堪能ではない場合、どうして欲しいのかを伝える術がかなり限られます。

 

初めてイタリアの地元の美容院へ行ったのはまだイタリア定住を決める前のこと、日本人の美容師さんが切ってくれるお店へ行きました。

どうしたいか日本語で伝えられるし、会話しながら施術を受けられ安心感が半端なかったです。

結果、イメージとして持っていた写真のモデルさんと私の毛量の差があまりにも激しかったため、案の定出来上がりは私が思い描いていたイメージと違いました。しかしその割にかなり近づけてくださいました。

 

その後、その日本人の方との頃には住んでる所からは遠いため、ローカルな美容院に2軒行ってみました。そのローカル美容院、日本語以外での意思疎通が必要だった時の感想です。

というか、定住から2年目、日本離れてから3年目となるのに欧州で全部で3回しか美容院行ってないとか、少なすぎなんですけど、たまに自分で切ってしまうのでそうなっちゃったな。

 

 

1軒目を探す〜予約

イタリア在住を開始してから最初に訪れることになったのは、結婚式の当日にセットしてもらうための美容室でした。

近所を探索

ひとまずGoogleマップで自宅近辺を検索。客数が多そうで雰囲気がある程度モダンで、ブライダルのメニューがあって面が多そうな、幅広い年齢層を受付けてそうなお店を見つけました。自宅から徒歩10分。とりあえずアポなしで夫と話を聞きに行きました。

提案と予約

店舗のガラス戸の前でとオタオタしていたら、受付にいた方が手招きしてくれたので中へ。親切かも〜!いくつか比べようと思っていたけど、雰囲気も良さそうだしここでいいわ〜。と単純に喜んでしまいました。

受付に従業員ぽい方が2人、店内も活気がありました。

結婚式の日のヘアセットをお願いしたい、という旨を伝えると、おそらく施術中だったベテラン風な女性の美容師さんが受付の方へ来てくださり、私の髪を見ながら、「結婚式の場に合うように、当日までにカラーもした方がいい、こうしてこうして、こうするのはどう!?」と予定外のカラーの提案。(イタリア語だったので夫が私に通訳する状態)

その時の私の髪はボブで裾の方にブリーチが残っており、ちょっとビンボくさかった。確かに晴れの日には美しい髪色で挑んだ方が良いかも。

同時にオーナーらしき男性も出てきて、一緒にクリエイトしようぜ〜、みたいなことを言っていて、あ、なんか楽しそうかも…と思ってしまったわけでした(この人は英語で私に語りかけてくれた)。あとで考えたら、ただの営業トークというか、お調子もんです。

カラーの提案をしてくれた人がおしゃれだったし、せっかくだしやってもらうか、とそのまま式の1週間前にカラーをすることにし、式の当日は夫も合わせてヘアセットの予約をしました。

 

カラーとリハーサル

カラーをしに行った日は、まだ何を聞いてもさっぱりイタリア語がわからない状態でしたので、ここでも夫についてきてもらいました汗

施術のために来店

カラー担当は予約の時にも会ったベテラン風の女性。すでにその方の中でカラーをどうするかのイメージが固まっていて、流れるがままに〜。当日のヘアセットのイメージは予約時に写真を見せて伝えたので、それに合わせてくれたのだろうとは思います。

ところで予約の時に英語で話してくれたオーナーらしき人は、「クリエイトしようぜ〜!」と言っていた割に全く施術には関わってこなかったです。いいけどね。

 

その日はカラーだけかと思っていたら、当日のためのヘアセットのリハーサルもやってくれるということでした。

シャンプーの姿勢とカラーの仕上がり

よく、日本の美容院と比べるとシャンプーの時の様子がワイルド、って話は聞いていました。

椅子に座って後ろに倒してもらってちょっと仰向けになる姿勢で洗ってもらうのですが、首のところにクッションらしきものがなくて、長時間は痛かったかな。あとは水の滴が時折顔に落ちてくるとか(顔の上にガーゼを乗せたりしないので)。

でも椅子にマッサージ機能がついていて、トナーというものをかけてしばらく半仰向けのまま放置されていた時に、それは良かったです。でも首は痛い。

 

髪を乾かした状態でのカラーの仕上がりは、明るすぎず、立体感もあっていい感じでした!

 

セットリハにて

ブローはロールブラシでぐわんぐわんされました。めっちゃロールしてました。

その時は肩につくくらいの長さでセットのために巻く必要があり、ヘアアイロンが出てきました。商品名を何回も言われたのですが、イタリアにまだ馴染んでもない私には何を言っているかわからない上に、そういう情報も日常で得られていなかったので、多分そのヘアアイロンを勧められていたんだけど終いに美容師さんは諦めて勧めなくなりました。

後日のことですが、その時のヘアアイロンがいろんな美容院の店頭で宣伝されている(ディスプレイされてる)のを見るで、巷ではお馴染みの商品だから私も知っていると思ってお勧めしてくれていたのだね…ということが分かりましたけど。

そのヘアアイロンの巻きがいいのか、温度が高すぎたのか、私が見せたイメージのヘアセットと比較すると、一昔前のポスターみたいな巻き具合。

「もうちょっとこの写真みたいに(巻きを)緩めにできますか…」

流石に大事な結婚式の日にこのようになるのは困る、と思い、自信満々の顔の美容師さんに勇気を出してお願いをしたところ、

「あなたの髪質がこういうふうになりやすいのよね…(チッ)」

ということでした。最後にチッとは言ってないでしょうが、そんな顔でした。髪質のせいするんかい。でもそのためのリハ、良かった当日いきなりじゃなくて。

きっとその人が予想していたより私の髪にハリがあったんだろうと推測。

 

式の朝早くに再び来店

その美容院は8時半からオープンしていて、式はお昼前だったので朝イチでゴー。

その日のシャンプー

リハの日はカラーをやってくれたベテランさんがシャンプーもしてくれて、首の痛さはあったもののシャンプー自体は普通に気持ちよかったんですけどね。

当日はまずシャンプーをしてもらうということで、アシスタントさんっぽい方がやってくれました。

まず、とりあえず他の従業員さんと喋る喋る。絶対横見て喋ってるよね、頭見てないよね。こっちは目瞑ってるけどそう思われるほどに手抜き感満載…泣

頭を適当に触ってるだけって感じで、おまけにちゃんと水は顔にかかってるし。上手じゃなくても不快じゃなければOKと思っていたけど、不快なやつでした。ああ残念。あれでちゃんと洗えてるんかな、ってレベル。

 

ヘアセットしてもらう

リハの時に巻きが激しかったので、今回はそれを踏まえて?美容師さんはヘアアイロンではなく終始ロールブラシで巻いてくれていました。

この日は夫もセットというか、小綺麗にしてもらうために別のブースで施術していただいていたので通訳として側にいるわけにいかず、美容師さんはめっちゃくちゃ簡単なイタリア語と英語で対応してくれました。いうても特段難しいことを伝える必要もなかったし、リハーサルをやっておいてよかった、と思いました。

 

全体的な感想

カラーも、リハと当日のセットも、最初の予約の時に提案してくれたベテランさんが全部やってくれて、ヘアアイロンの時の言い訳?以外はその方に対しては満足!

しかし自分がイタリア語を話せないのがネック過ぎる…。あとシャンプーはそんなに期待していなくても結構ひどい時もあるから、そこはもうとりあえず汚れを流してくれてありがとうね!という気持ちでいなきゃですね。

ちなみにお値段。カラー、リハ、当日のセット、夫を小綺麗にしてもらう、全部で180ユーロでした。ベテランさんの技術にも満足したし、これに関しては地方都市の郊外の店舗というのを考えても、リースナボー。

 

というわけで1軒目の感想でした!

 

結婚式の後のランチで食べた綺麗なリゾット、ラディッキオとピスタッキオのだったと思う