イタリアにKIKO Milanoというプチプラ?プチでもない?ちょうどいいプラ?コスメがありまして、ちょっと冷やかしにと思って入ったら、お店を出る時には何かしら買って手にしているという状態によく見舞われています。
というのも店員さんが良い。
感じ良い。
今の所、どの店舗行ってもイタリア語はもちろん、英語も上手な人が多い、というかそういう採用条件なんだろうなと察する。
入店したら初期の段階で一声かけてくれ、そういうの苦手な方もいるかもですが、ふわっと声かけて放っておいてくれるので圧はないという感じがします。
販促意欲もないわけではなくて、プロモーションについての声かけも毎回必ずあります。
圧も感じず、勧められてない感じもなくて(あまりに勧めてこないのもこっちがお客として大事にされてない感覚が私にはあるので)、ちょうどええ。
ある日、日本人の友達とアペリティボした後に一緒にKIKOに行き、友達がマスカラを探していた時の何でもない光景。
店員さん(以下、店)「こんにちは。お手伝いが必要ですか?」(と、イタリア語で)
友達(以下、友)&私「…(咄嗟になって答えるんだっけこんな時)」
店「イタリア語と英語だったらどちらが良いですか?」(何語で言ってたか忘れた)
友「イタリア語を勉強し始めて4?6ヶ月?で、少し話せます…汗」(頑張ってイタリア語で)
店「英語の方がいいですか?」(と、英語で)
私「はい!」(元気一杯にイタリア語で答えた)
店「それイタリア語ですやん笑」
友&私「笑笑」
一同「…」
私「彼女(友達のこと)がマスカラを探していて〜」(と、唐突に英語で話し始める)
店「あ、では英語でいきますね笑」
友「あの、私するの、テニスをね、スポーツ」(イタリア語)
店「ではウォータープルーフがいいですね、ボリュームを出したいですか、長さを出したいですか?」(英語)
私がそれを友達に日本語でお伝え。
友「えーどうしよう、どっちも欲しいけど、ボリュームもう〜ん、欲しいし、長さ?うん?どっちがいいかな、どっちがいいと思う?」(日本語)
私「両方とも」(英語)
店「(日本語でたくさん話していたのに通訳が短すぎて爆笑)あなた好きだわ!」
一同「笑笑」
店「こちらの商品なら両方叶いますし、汗にも強く、あなたの目の形に合っているブラシになっています」(英語)
私から友達に通訳。
友「じゃあそれで!」
てなわけで無事に楽しく買いたいものが買えました。私も限定のネイルカラーを買いまして、ご満悦です。
友達の方が私よりイタリア語挑戦していて素晴らしい…そして決断早くて好き。
同じ店員さんがその後も、これ3つ買ったら1個無料ですよ、と英語で今やっているプロモーションを説明してくれて、それに対してやはりイタリア語でありがとう!と返す私、そしてまた笑い合うなど。
今の私はイタリア語より英語の方がわかるけど、夫と家では両方をミックスした状態で会話してしまっているので、それが癖になってなんか返しが無茶苦茶になっております。
とにかく言語はコミュニケーションツールであり、さまざまな言語を習得することで人生をより楽しくし、世界を広げ、たくさんのことを知り考えるきっかけを作るものだな、と思うわけです。
KIKOで買い物しただけの話なのに何か壮大なまとめに入ってしまいました。
また行くぞい〜♪
回し者ではないですが貼っておきます。